治療時間:長い時間vs短い時間どっちが良いの?

治療結果と時間の長さは関係はない

治療結果を目的とする場合、実は時間の長さは関係ありません

むしろ、施術時間は短ければ短いほど良いです。

なぜなら、触る回数や時間が長いほど体(=脳)は負担が増えるから。

 

短い時間の方が良い理由

(1)他人に触られることで防御反射が起こるから

どれだけ上手な人が触ったとしても、自分以外の人間に触れられれば必ず脳は防御反射というものを起こすんですね。防御反射が起こることで、体は緊張して筋肉や関節を硬くして守って戦闘態勢になっております。

戦闘態勢の状態が長いほど体は疲れますよね?

なので、僕らのような施術家を探すときに大切なのはどれだけ上手に体に触れてくれるかがポイントに。残念ではありますが、触り方ができていない先生がほとんどなので、触り方が下手な時点でその先生はヤバイので変わった方が良いかも…

僕らが触り方をトレーニングする理由が、【防御反射が起きにくい状態で治療を行えるか】なのでこれを怠っている時点でアウトです…

触り方がちゃんとしているということ=体で問題を起こしている場所を的確に認識できている

ことにもつながるので結果として、短い時間でより少ない手数で治療できるので皆さんの負担が少なく済みます。

(2)体が緩むには適切な場所だけを調整すれば良いから

例えばあなたが肩が凝っているとしましょう。

一般的なイメージでは【肩が凝っていると肩を揉むと楽になる】ですよね?

でも、実際には肩が問題を起こしているパターンはほとんどなくて体のバランスの中で脳が肩を固めることで守ろうとしているんですね。

なので、当店の方の場合だと、

  • 首のゆがみを調整しただけで肩が軽くなったり
  • 内臓の調整をしただけで肩が軽くなったり
  • 足の○○を調整するだけで肩が柔らかくなったり

ことで良くなります(場所は個人差があります)

ということは、どこを触るかがまず大事なポイントになります。

(3)適切な刺激量があれば体は緩むから

適切な場所に触れることが大事なポイントにはなるのですが、実は緩む刺激量は決まっています。

これを【全か無かの法則】と言います。

緩む刺激量というのは決まっていてそれ以上の刺激を加えても何も意味がないという体の法則。

なので、その刺激量以上はただ強く触って欲しいという感情の問題であって、残念なことに体が良くなるのには無関係なんです。

 

長い時間や強い刺激の治療のメリット・デメリット

では、長い時間や強い刺激の治療がいけないかというと以下の場合に関しては問題ありません。

  1. リラクゼーション目的
  2. 長い時間治療を受けたい
  3. 強いマッサージが好き

これらはいずれも、好き嫌いの部分の話になりますが、こうじゃないと治らないと強烈に思っている場合は弱い刺激では治りづらい場合が当然ございます。

ただ治療結果を出すということに関してだけでいえば、これらの条件は一切関係ありませんので頭の片隅に覚えておいてください。

まとめ

  1. 治療結果を出す目的なら、治療時間は短く触る回数も少ない方が良い
  2. 大事なのは触る場所と緩む為の適切な刺激量
  3. リラクゼーション目的なら、長時間や刺激が強いのも良い

 

・当店の治療は短い時間(15分〜20分)、弱い刺激で行う整体となります。

ちゃんと体を良くしたい方であれば誰でも行える整体ですので、これを機にちゃんと体を治したいなと思った方はぜひご連絡ください^^

このページの作成者について

小原大作

著者:小原大作(こはらだいさく)

〜略歴〜

岐阜県岐阜市の整体院『岐阜ゆがみ整体』院長

プロの整体師約690名が在籍している整体協会にて講師を平成26年2月より勤めているプロを指導するプロの治療家。

ゆがみの改善に特化したその治療法で、多くの方のサポ−トをしている現役の治療家。

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