頭痛の種類

頭痛の種類について

頭痛にも何種類かの頭痛が存在しています。

偏頭痛(片頭痛)

偏頭痛の特徴は以下のとおり

  • 頭の片側あるいは両側の、主にこめかみから目周辺に痛みが出る。
  • 心臓の拍動に合わせてズキンズキンと痛みが出る。
  • 週に1~2回起こるという方が多く、発作が始まると数時間か数日続くことも。
  • 女性に多く、男性:女性は1:4。
  • 20~40歳代と若い年代の方に多い。
  • 発生メカニズムははっきりとはわかっていないが、これも血管性頭痛の一つと考えられている。
  • 心身のストレスから解放されたときに急に血管が拡張することがあり、仕事のない週末などに「偏頭痛」が起こる方も。
  • 寝過ぎ、寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、疲労、光や音の強い刺激なども症状出る要因に。
偏頭痛は女性に多い

筋緊張性頭痛

筋緊張性頭痛の特徴は以下のとおり

  • 後頭部や頭の横の部分や上の部分で起きることが多い
  • 頭が締め付けられるような痛み
  • 性別に関係なく、子供から高齢者まで幅広い年齢層で起こる
  • 首や頭の表層、肩や顔の筋肉が緊張しこわばったり・コリがひどくなることで起きる
  • 筋肉が緊張すると、そこを走っている血管が圧迫され細くなるために近辺の血流が悪くなる
  • 血流が悪くなると、血管を拡張しようとする物質が脳から出る。
  • その物質には乳酸、ピルビン酸、サブスタンスPやブラジキニンなどが含まれる。
  • それらの物質は「発痛物質」と呼ばれるもので「痛み」を誘発することが知られている。
  • 筋肉の緊張は、精神的、身体的なストレスや疲労が原因。
  • 身体的なストレスの中には、運動不足や長時間の同一姿勢などにより猫背になっているなどもある。
筋緊張性頭痛は頭が締め付けられるような痛み

群発性頭痛

群発性頭痛の特徴は以下のとおり

  • ある一定時期にしきりに起きる頭痛と言われている。
  • 目の奥に激しい痛みを訴える方が多く、目の充血や鼻づまりなどを合わせ持っている方も。
  • 1年に1~2回が一般的ですが、一度頭痛が起こると1~2ヶ月間毎日のように痛みが起こる。
  • 就寝時や明け方に起こると痛みで起きてしまうほどの痛みが出る人も。
  • 片頭痛とは異なり、男性に多いのが特徴ですが女性にも増えてきている。
群発性頭痛は目の奥に激しい痛み

2次性頭痛

  • くも膜下出血
  • 硬膜下出血
  • 脳腫瘍
  • 脳梗塞
  • 髄膜炎

二次性頭痛とは、上記のような病気の影響を受けて出ている頭痛のことです。

  1. 今まで経験したことがないほどの急激で強烈な頭痛
  2. 身体のどこかに力が入らない、ろれつが回らない、触覚がおかしい
  3. 頭痛が発生してから手足にしびれがある
  4. 意識障害を伴う頭痛
  5. 薬が全く効かない
  6. 不整脈のある方の頭痛

万が一、上記のような症状が伴う頭痛の場合は、先に病院にて精密検査を受けた方が良いです。

二次性頭痛は病気の影響を受けて出ている頭痛

検査の結果が上記のような症状に該当がない『偏頭痛』・『筋緊張性頭痛』・『群発性頭痛』の場合は当店で対応できる頭痛になりますのでぜひ一度ご相談ください。

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