逆流性食道炎について

逆流性食道炎は、胃の中で胃液と混ざった食べ物屋胃液そのものが食堂に逆流してしまう病気。胃液は強い酸性のため、食道に逆流する際に食道の粘膜を刺激して食道の粘膜をただれさせたり・潰瘍を作ってしまうことがあります。

逆流性食道炎が起こる主な原因として多いのが、高齢者の場合は食道と胃の境にある下部食道括約筋（かぶしょくどうかつやくきん）という筋力の低下が考えられる。若い年齢の方の場合、同部の筋肉がうまく活動できなくなっている場合が多い。

正常な方の場合は、下部食道括約筋が胃液の逆流を防いでいるが、この筋肉が加齢などによって筋力低下を起こすと、胃の中のものが食道に戻るように。そのために初期の頃は高齢者に起こりやすい病気だと考えられていましたが、最近では若い人にも増えている。

逆流性食道炎はつらい症状であるだけでなく、放置しておくと胃や食道の潰瘍になったり、食道がんのリスクが高まるので早期の対応を求められている。

若い人に逆流性食道炎が起こる原因の一つに「便秘」があります。便秘だとお腹の圧が上がるので、胃が腸からの圧迫を受けることで食道側への逆流が起こりやすい状況になることもしばしば。

慢性的な便秘の人の約10%に逆流性食道炎が起こっていることからも、慢性的な便秘で常にお腹が張った状態だと、若い人でも逆流性食道炎が起こりやすいことがわかっています。

また、食生活が欧米化した影響も受けており、特に脂肪分の多い食事が多い方は十二指腸からコレシストキニンというホルモンが分泌されることで、下部食道括約筋が緩みやすくなったり胃酸が増える。

これは、脂肪が他の栄養素に比べて消化に時間がかかり胃の負担が増えるから。そのため、食事が偏っていて脂肪分の多い食事を好んで食べる人に逆流性食道炎が起こりやすく理由と考えられる。また、逆流性食道炎の原因となる便秘や高脂肪の食事を続けていることで、大腸がんのリスクも高くなる。

生活習慣の改善では食生活の改善がメインとなる。脂肪分の多い食事を少なく、また刺激物や酸味の強い食事を減らすなど胃への刺激の少ないものを腹八分目で食べるようにアドバイスされることが多い。

後は食事を作る際に油をサラダ油からオリーブオイルに変えることも逆流性食道炎の予防や緩和に。オリーブオイルを使った料理を食べた後は胸焼けなどの症状がほとんど出ないという報告が。

油脂が下部食道括約筋に及ぼす影響を調べた実験結果によると、オリーブオイルは他の油と比べ、下部食道括約筋をほとんど緩ませないという結果が出ているそう。これは、オリーブオイルが胃の消化に負担をかけないため。

また、オリーブオイルには便秘を改善する効果も期待されておりぜひ今すぐにでも取り入れたいものですね。

また、お腹の圧力を高めないようにするために

• ベルトやコルセットなどをきつく締めないようにする
• 無理して重いものを一人で持たないようにする
• 肥満に注意意する

などがアドバイスされます。

上記のようなアドバイスを実践して3ヶ月〜6ヶ月くらい経つとその生活習慣のリズムが体に変化を及ぼすので良くなられる方も多いのではないでしょうか？

この方法で良くなられた方はそれで問題ないですが、良くなられない方の場合、上記のアドバイスが悪いわけではなく、これらの要素がうまく働けない体の状態になっているから。

働きやすい状態に戻すのが整体になります。

整体を行うことで、自然治癒力が高まると薬の効きも良くなるので早く良くなりやすくなりますよ。

特に当店では、うまく働けない体の状態の原因は体のゆがみにあると考えており、以下のようなアプローチを行うことであなたの体が早く良くなる土台づくりを行っていきます。

頚椎のゆがみは体の中で一番最初にゆがみとして負担を感じるところ。頭の重さを支えているので頚椎は日頃からすごく負担を感じています。特に頭との境、頚椎１番にかかる負担が増えると体は過緊張の状態になってゆがみが発生。

頚椎１番のゆがみが強くなると、自律神経のバランスも調整しにくくなるので内臓の不調や不眠などにつながってしまうことも。

さらに、首のゆがみが進行していくと内臓のゆがみが生じます。内臓のゆがみが強くなっていくことによって、横隔膜の動きが悪くなり体のゆがみにも影響を起こしていきます。

胃の裏には腹腔神経節という自律神経の束がありますので、内臓のゆがみによっても自律神経のバランスが崩れ負担になっている方も。