坐骨神経痛の症例⑦:妊娠4ヶ月で左お尻〜足にかけての痛みが良くなった37歳女性の症例

第三階層座骨神経痛7キャッチ

妊婦さんの坐骨神経痛の症例のページです

ひとえに坐骨神経痛といっても原因はさまざま。人によって痛い場所も違います。

このページは当店にお越しの方で坐骨神経痛でお悩みだった方の症例の一部。

あなたの坐骨神経痛の原因・症状に応じたゆがみを良くする整体を行うことでそのつらい坐骨神経痛はきっと良くなりますのでご安心くださいませ。

妊娠4ヶ月で左お尻〜足にかけての痛みでお悩みの37歳女性

主訴

左のお尻〜太ももにかけての痛み

年齢及び性別

37歳、女性 岐阜市在住 主婦

初回の施術

2017年2月

症状

・2週間前くらいから左のお尻〜太もも裏にかけて違和感が出るようになる。3日前くらいから急に痛みがひどくなり立ち上がる際と座る際に痛い。

症状が良くなったらどうなりたいか?

・痛みで動くのもつらいのでなんとかしたい。

・妊娠中なので負担なくマタニティライフを送りたい

検査

・右骨盤の動き(+)/腰椎の動き(+)/左肩甲骨の動き(+)/左右肩の挙上(+)/左肩の挙上→左のお尻に痛み(+)/左股関節の動き(+)/お腹の張り(+)

※検査は施術で用いている検査結果をそのまま記載しております。

初回施術内容

・首の調整/骨盤の調整/内臓反射の調整

初回施術後の変化

・施術前検査の動きに変化は出る。

体の動きの変化が見られた為、本日は上記の施術にて終了。

妊娠4ヶ月にしてはお腹が大きく硬い。→施術後お腹やわらかくなる。

内臓反射の影響が強い

2回目の施術(3日後)

施術前検査

・左右骨盤の動き(+)/左右肩甲骨の動き(+)/右股関節の動き(+)/お腹の張り(+)

施術後2日は少し楽になっている。今日になってまた痛くなってきたとのこと。

 施術内容

・首の調整/骨盤の調整/手首・足首の調整/内臓の調整/頭蓋骨の調整

施術後検査

・施術前検査の動きに変化あり。

足首のゆがみによる影響が強い

3回目の施術(5日後)

施術前検査

・右骨盤の動き(+)/背中の張り(+)/右肩甲骨の動き(+)/お腹の張り(+)

太もも裏の痛みは付け根のあたりだけになってきているとのこと。

施術

・首の調整/骨盤の調整/手首・足首の調整/内臓の調整/頭蓋骨の調整/全体の筋ポンプ

施術後検査

・施術前検査の動きは動くようになる。

痛みはまだあるが動きが確実に良くなってきていることより期間を伸ばしながら経過観察を行うことに。

4回目施術(1週間後)

施術前検査

・左右骨盤の動き(+)/背骨の動き(+)/お腹の張り(+)

日に日に痛みが軽減してきて動きやすくなっているとのこと。

施術

・首の調整/骨盤の調整/手首・足首の調整/内臓の調整/頭蓋骨の調整/全体の筋ポンプ

施術後検査

・施術前検査の制限はなくなる。

立ち上がりや座る際の痛みはあまりなく、日によってお尻が痛いことはあるが程度はかなり軽減している様子

引き続き期間を伸ばしながら経過観察を行うことに。

5回目の施術(10日後)

施術前検査

・左右骨盤の動き(+)/背骨の動き(+)/左股関節の動き(+)/お腹の張り(+)

妊娠5ヶ月半を超えてお腹大きくなってきている

バランスが変わってきて背中や骨盤周りは負担かかるとのこと。

施術

・首の調整/骨盤の調整/手首・足首の調整/内臓の調整/頭蓋骨の調整/全体の筋ポンプ

施術後検査

・施術前検査の制限はなくなる。

時々左のお尻に痛みはあるが状態は安定してきているので引き続き期間を伸ばしながら経過観察をすることに。

6回目施術(2週間後)

施術前検査

・左右骨盤の動き(+)/背骨の動き(+)/左股関節の動き(+)/お腹の張り(+)

施術の前日の検診で現在24週目と診断

施術

・首の調整/骨盤の調整/手首・足首の調整/内臓の調整/頭蓋骨の調整/全体の筋ポンプ

施術後検査

・施術前検査の動きの改善

ご本人様の希望でこのまま出産前まで定期的に施術を続けていき、少しでも体の負担なく出産を迎えられる形で過ごしたいとのことなので引き続き施術を継続していく形となる。

院長の見解

妊婦さんで座骨神経痛になってしまったこの方の症例。

当店にも妊婦さんはお越しになられておられますが体のバランスが変わるので負担がかかりますよね。

お腹が大きくなってくるので負担としては背中や腰・お尻周りに症状が出る方は多いです。

この方は元々腰痛があったようですが、今回はお尻〜足にかけて症状が出てしまいました。この方の場合体のゆがみで影響が強かったのが内臓のゆがみと足首のゆがみでした。

後はお腹が大きくなってくる関係で足の付け根も圧迫されやすいので下半身の血流も少し悪くなっていたかと思いますがこちらは筋ポンプという血流をあげる手技を行っていくと良くなっていきました。

よく妊娠中って整体を受けてはいけないんですかと相談をいただきますが、妊娠中こそ整体を受けた方がよいと考えています。

昨今、切迫早産で出産をされるお母さんが増えてきて30年前と比べると確実に割合が増えているそう。現在は15パーセントくらいの方が起こしてうち5パーセントの方はそのまま早産で産んでしまうパターン。

切迫早産が起こりやすくなった理由はたくさんありますが、1つはお腹が硬いお母さんが多くなったこと。お腹が硬いということは赤ちゃんにとっては狭くて硬い所に押しやられている状態なんです。お腹の硬さは整体でゆがみを整えてあげるとびっくりするくらい柔らかくなりますよ。

体全体の症状は当然良くしていく必要はありますが、赤ちゃんのことも考えた体の状態を保っていくと出産時の負担も減りますし胎児の状態から良い状態で過ごせるので産後もとても良い成長になることが多いですのでぜひご参考にしていただければと思います。

このページの作成者について

小原大作

著者:小原大作(こはらだいさく)

〜略歴〜

岐阜県岐阜市の整体院『岐阜ゆがみ整体』院長

プロの整体師約690名が在籍している整体協会にて講師を平成26年2月より勤めているプロを指導するプロの治療家。

ゆがみの改善に特化したその治療法で、多くの方のサポ−トをしている現役の治療家。

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